高血圧の対処法 肥満解消

肥満と高血圧

まず、「血圧」とは、心臓から送られる血液が血管の壁に与える圧力のことです。
そして、「高血圧」とは、140/90mmHg以上の状態が続く場合です。

このような「高血圧」になる原因は2つに大きく分けられます。
<変えられるもの>
1.乱れた食生活・・・「食べ過ぎ」「塩分・脂質の摂りすぎ」などです。
2.アルコールの摂りすぎです。
3.運動不足です。
これらによって「肥満」になったり、体に影響を与えます。

<変えられないもの>
1.体質・・・親が高血圧の場合、子供もなる可能性があります。
2.加齢・・・血管が老化すると、血圧が上昇します。

「変えられないもの」が原因の場合、避けることができません。
しかし、「変えられるもの」の「肥満」などは、自分の努力次第で改善することができます。
高血圧を治療、予防するためには、生活習慣を改善することが大切なのです。

食生活と運動で改善

肥満の人が、生活習慣を改善するにあたって、最も血圧を下げるのに効果的なのが「減量」です。
そのためには、食生活を改善して、運動量も増やすことです。
次に食生活と運動についてポイントをまとめました。

<食生活>
1.食べすぎの人は、食事の量を減らします。
2.揚げ物などの油っこいものを控えます。
3.青菜類の野菜を積極的にたくさん摂るようにします。

<運動>
特別にスポーツをするということではありません。
日常の生活の中で行えることをします。
1.買い物は遠回りして行き、帰りも遠回りします。
2.通勤電車の1駅手前で降りて歩きます。
1日合計40?50分間歩くように心がけた生活をします。

記録しておくこと

担当医師が血圧の状態を知るには、通院時だけの血圧では不十分な場合があります。
そのため、家庭での血圧測定が役に立ちます。
家庭で血圧測定をするにあたって、次のようなときに測定すると効果的です。
1.起床して1時間以内で、排尿後に測定します。
2.朝食を摂る前です。
3.薬を飲む前です。

血圧の測定方法は、次のとおりです。
1.座ります。
2.カフを巻いて1?2分間安静にしてから測定します。
3.30秒?1分間あけてもう1度測定します。
合計3回測定して、数値を平均したものをその日の血圧として記録します。

また、肥満の人は血圧以外に体重も記録しておくとよいと思います。
その際も朝食を摂る前に測定します。
血圧や体重の変化を自分で把握することは、生活習慣の改善など治療を継続する励みにもなります。

体験談

生活習慣を改善することで減量に成功したBさんの体験談です。
Bさんは、55歳の男性で身長158cmです。
Bさんは、高血圧と診断されたとき、体重77kg、血圧148/96mmHgでした。
40歳代から体重が増加していったそうです。
そのため、減量して肥満を解消する必要がありました。
しかし、Bさんは薬の服用はしたくなかったので、生活習慣を改善して行う方法にしました。

食生活は、野菜を多く摂るようにしました。
通勤時は、階段を積極的に利用して運動をするようにしました。
そして、毎日血圧を測定して、記録をつけています。
さらに夜、必ず家族の前で体重計にのります。
家族の前で体重計にのることで「体重を減らさなくては」という気持ちになるそうです。
その結果、4ヵ月後には体重が4kgほど減りました。
血圧も134/84mmHgに下がりました。



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